柚子な一日
今年も柚子をいただいたので、一日柚子と格闘しました。
収穫前の台風や暴風雨を耐え抜いてきた姿は、ところどころに傷も見られ、自然の厳しさを滲ませています。
自家用に育てている無農薬の柚子なので安心して皮を使えます。
まずは、柚子胡椒から
柚子は皮をむきフードプロセッサーでねっとり感が出るまで細かくします。
青唐辛子はへたをとりフードプロセッサーで粉砕します。こちらもできるだけ細かく。
柚子と青唐辛子の合計の重さの10%の塩と柚子果汁少々を入れよく混ぜます。
毎年だいたいこんな感じです。青唐辛子の種は取り除くのが大変なので、そのまま入れてます。
次は、ポン酢
柚子胡椒を作った残りの、皮をむいた柚子の果汁を絞ります。
材料は、濃口醤油:450cc、柚子果汁:200㏄、米酢120㏄、みりん190㏄です。
鍋にみりんをいれてアルコールを飛ばし、醤油を加え沸騰直前で火を止め、果汁と米酢を加えます。
冷めたら冷蔵保存。1か月ほどで完成です。
1年使いたいので、保存用には出汁は入れません。でも、だし入りのほうが使いやすいので、使う時に出しの風味を加えて使っています。200㏄ぐらい入る別容器に、昆布とマグロ節をいれ、そこにポン酢を加えて少し寝かして使っています。
次は、柚子ジャム
ポン酢で使った果汁を絞った柚子をザクきりにして鍋に入れます。
柚子の30%の砂糖を振りかけ2時間ぐらい置き、果汁を少し加えて5分ぐらい煮ます。
外の皮がないせいか、それほど苦くないので、美味しくいただけます。
次は柚子大根
サラダ感覚で大根がたくさん食べられます。
酢は延命酢を使ったところ、美味しくできました。
材料は、大根10㎝ぐらい、柚子1個(柚子果汁30ccと皮)、延命酢20㏄、塩少々、昆布5㎝ぐらい、鷹の爪1本
大根は皮をむいてスライサーで薄切りにし、塩水(水300㏄と塩9g)につけて20分置いて絞ります。ほかの材料と合わせて30分以上漬け置きます。
大根は、聖護院大根のほうが少し歯ごたえがあっておいしいです。
最後に柚子の皮の冷凍
残った柚子の皮をラップで覆い冷凍します。
柚子な一日でした。
後半は写真を撮る元気もなくなるほど疲れました。