今年も柚子な一日

柚子を調理する日は、家中が柚子の香りで包まれます。

柚子

柚子は、種なしの小さい柚子たくさんと、普通に大きい柚子が2つほどです。

朝から晩までほぼキッチンにこもり柚子と格闘です。

柚子胡椒、柚子ポン酢、柚子ジャム、柚子大根と毎年同じ順番で作っていきます。

まずは、柚子胡椒から

柚子の皮はペティナイフでむきます。

唐辛子は鷹の爪を青いうちに収穫したものです。

柚子胡椒の材料

柚子の皮と粗く刻んだ青唐辛子と大さじ1程度の果汁と塩をフードプロセッサーにかけます。

柚子胡椒

市販品のように柚子と唐辛子が滑らかに混ざってはいないのですが、少し冷蔵庫で寝かせてから食べると、市販品とは比べられないほど、とても風味豊かで美味しいです。

次は、ポン酢

柚子胡椒のために皮をむいたあとの柚子の果汁を搾ります。

ポン酢作り

濃口醤油:柚子果汁:みりん1を7:5:3の割合で混ぜています。

長期保存したいので鰹節や昆布などはこの時点で入れません。

1ℓ瓶にほどよく収まるぐらい作ります。だいたい800㏄前後かな。

柚子果汁が足りなければ米酢やレモン果汁などを足して量を調整しています。

柚子ポン酢

1年ぐらいは余裕で持ちます。作りたてよりも寝かせたもののほうが美味しいです。

次は、柚子ジャム

果汁を絞った後の皮を薄くスライスし、一度3分ほど煮てから水にさらしてしばらく置きます。

水につけているときに、次に作る柚子大根も塩水につけ、作る準備を始めます。

柚子ジャムと柚子大根作り

その後砂糖と柚子果汁大さじ1から2程度入れて10分ぐらいかき混ぜなら煮ます。

瓶詰めしたらさかさまにしてしばらく置き、簡易脱気をします。

柚子ジャム 簡易脱気

外の皮も、果汁も他に使ってしまった残りなのですが、出来上がったジャムは柚子風味にあふれています。

柚子ジャム

次は、柚子大根

塩水につけた大根を絞り、柚子の皮の、柚子果汁、延命酢、塩、昆布、鷹の爪を合わせて軽くもんで出来上がりです。30分ほど冷蔵庫で置けば美味しく食べられます。

柚子大根

今年は種なし柚子が2つ残りました。

丸いままでも1週間ほど持つので、冷蔵保存しました。

毎年のことながら、今回も疲れました。

コメントを残す