自家製カレー粉のスパイシーカレー
日本のカレーと本格的なインドカレーの中間ぐらいのチキンカレーです。
馴染みあるハーブやスパイスを使ってカレー粉を作りたいと思っていました。
かなり昔に本を見てカレー粉を作ったのですが、手間をかけた割には市販のカレー粉と同じ味。
それ以来、カレー粉は市販品で済ませていたのですが、もう一度、本を参考にカレー粉を作ってみました。
独特の風味があり、明らかに市販のカレー粉とは違います。気に入って何度も作っています。
味付けのベースとなる玉ねぎやトマトなど、菜園で収穫して、炒めたり、煮たりして冷凍保存しておいたものを使います。
スープも野菜くずを煮だしたベジブロスを使います。
これだけで、滋味豊かな味わいになります。
菜園のエキスがたっぷり詰まったカレーです。
完成から一日置いて食べると美味しいのですが、刺激的な香りに抵抗できず、いつも作った当日に食べてしまいます。
カレー粉 レシピ(粉末にしたスパイスを混ぜるだけです)
- クミン 8g
- ジンジャー 8g
- コリアンダー 6g
- ターメリック 4g
- シナモン 4g
- 赤唐辛子 5g
- 黒コショウ 2g
- クローブ 1g
- ローリエ 1g
スパイシーカレー レシピ
材料
- 胸肉 1枚
- しめじ 1袋
- えりんぎ 2本
- 玉ねぎ 2個(*1)
- トマトピューレ 大さじ3(*2)
- にんにく 2片
- 生姜 1片
- カレー粉 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1.5
- ベジブロス/水 1カップ(*3)
- コンソメ 適宜
- 白ワイン 大さじ3
- オリーブオイル 大さじ2
手順
- 玉ねぎ、にんにく、生姜はみじん切り、鶏肉、きのこ類は適当な大きさに切る。
- 鍋にオリーブオイルをしき、にんにくと生姜を弱火で炒める。
- 玉ねぎを加え色が変わるまで炒め、塩小さじ1を加える。
この工程に作り置きの飴色玉ねぎを使うと、ぐっと時間短縮でき便利です(*1)。 - カレー粉大さじ1.5を加えて焦げないように混ぜる。
- 白ワイン、ベジブロス、トマトピューレ、塩小さじ1/2、砂糖を加えて煮立たせる。
ベジブロスの代わりに水とコンソメでもよい(*3)。
自家製のトマトピューレを使う時には砂糖は使いません(*2)。 - 鶏肉、しめじ、えりんぎを加えて20~30分煮込む
- カレー粉大さじ1/2を加えて混ぜ、ひと煮立ちして火を止める
- 一晩おいて、温め直して塩砂糖で味を調整する
(*1)玉ねぎは、いつも飴色玉ねぎを使います。
時間がある時にバターとオリーブオイルで40分から50分、飴色になるまで炒め、冷凍しておきます。
飴色玉ねぎは、みじん切りと薄切りの2種類作ります。
料理によって使い分けでき便利です。
(*2)大体は自家製トマトピューレで作ります。市販品よりも甘くて味が濃厚です。
自家製が無くなってしまうと市販のトマトピューレで作ります。
その場合は、砂糖で味を調整しています。
(*3)ベジブロスはくず野菜を煮だした栄養豊富な出汁です。
詳細はこちらから。
この料理は「スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て」(日沼紀子著)を参考にしています。