手造り泡盛
出来上がった泡盛は、無色透明です。
密造酒ではありません。
沖縄の酒造工場で、手造り泡盛体験に参加して造りました。
その時の泡盛は、3か月後に瓶詰めして送り届けられます。
瓶のラベルはオリジナル。いい思い出になります。
一本をすぐに開けて味わいました。
あっさりとして飲みやすいです。
残りは3年熟成させて、古酒になったころいただこうと思います。
軽い気持ちで参加した手造り体験ですが、けっこう重労働で疲れました。
作業着のTシャツに着替え、長靴を履いて工場に入ります。
70kgのタイ米を蒸して麹をまぶすところまでやります。
水に漬けてある大量のお米を、水を切りして蒸釜まで運んでくださいと言われ、真っ青。
二人で全部運ぶの? うっそぉ~と思わず声が…
でも、ここまで来たら、やるしかありません。
何度もざるで米を蒸釜に投入し、しゃもじのお化けみたいな棒で均等に蒸しあがるように混ぜていきます。
お米が蒸しあがったら、シャベルで作業用の台に移します。
蒸米が冷めたら麹室に移動して、麹菌を全体にまぶし、全体がよく混ざったら布で覆い休ませます。
この後、発酵熟成後、瓶詰めして送られてきます。
大変だったけど、昔ながらの泡盛の作り方がわかって、とても楽しい体験でした。
酒税法さえなかったら、自宅でも作れそうです。残念。